デジタルマーケティング戦略の本格化を指向し、東京ダイヤモンド工具製作所がサイトミライズでコーポレートサイトをリニューアル
株式会社東京ダイヤモンド工具製作所
一般財団法人カケンテストセンターは、繊維製品をはじめ皮革類、紙、ゴムやプラスチックなどの樹脂類、その他産業資材など幅広い分野にわたって試験・検査を行っている国際的なテスト機関。2020年には、日本で唯一マスクの検査をしていることで注目を集めるなど、高い信頼と実績を持つことで知られている。そんな同財団は2019年9月にサイトミライズを採用してコーポレートサイトをリニューアルオープンしている。そこで、リニューアルの理由や今後同財団がコーポレートサイトで展開していく取り組みについて伺った。
一般財団法人カケンテストセンター |
URL https://www.kaken.or.jp/ |
事業内容 | 繊維製品・樹脂類・その他産業資材等の試験・検査 |
導入サービス | SiteMiraZ |
サイトカテゴリ | コーポレートサイト |
目的
コーポレートサイトをリニューアルして会社の情報発信力を向上させる
課題
✓ WEBサイトのデザインが古く情報が分かりづらい
✓ 検索順位で競合が上位となりWEBサイトを見てもらえないケースがある
✓ 制作や運営ができる人員が限られている
効果
✓ トレンドに合ったデザインが実現できユーザーの評価も上がった
✓ SEO対策が進んだ結果、検索結果が上位にくるようになった
✓ CMSの操作が楽で使いやすく、サポートも手厚いため心強い
一般財団法人カケンテストセンター
業務部情報システム室 小野 日愛樹 様
業務部広報室 玉井 李依 様
カケンテストセンターは産業標準化法試験事業者登録制度(JNLA)により認定され、ISO/IEC17025に適合した試験所やISO9001認証取得事業所を持つ国際的なテスト機関です。
私たちの前身は、財団法人日本化学繊維検査協会といいます。昭和20~30年代、日本の産業の中心は繊維産業で、外貨を獲得するために繊維が多く輸出されていましたが、その中には品質に問題のあるものが少なくなかったと聞いています。
この問題を解決するために、輸出品取締法(昭和23年法律第153号、昭和32年廃止)ができ、輸出前の検査が国から民営検査に移行することになりました。当時の化学繊維業界としても独立した検査機関を設立することとなり、昭和23年に化学繊維およびその製品の品質改善向上を図るため、またその検査を目的に設立されました。
現在では、繊維製品(糸、生地、最終製品など)はもちろん、皮革類、紙、マスク、ゴムやプラスチックなどの樹脂類、その他産業資材など幅広い分野にわたって試験・検査を行っています。JIS規格(日本産業規格)だけでなく、海外の規格(ISO、ASTM、AATCC、GBなど)にも対応しています。
また、試験評価方法などの研究開発を行っております。その他にも、各社の制限化学物質リスト(RSL:Restricted Substances List)作成サポート、ケアラベル(繊維製品取扱い記号)に係る商標の使用許諾、ラベル事業者に対する情報提供など、幅広く事業を展開しています。
昨年、テレビや新聞などでカケンテストセンターがマスク関係の試験をしていることをクローズアップしていただきました。日本国内において、マスク関連全ての試験をしている唯一の機関が当財団です。他にも、新型コロナウイルスの影響より消費者の関心が高い、抗菌・抗ウイルス試験にも対応しています。
カケンテストセンターの利用を考えている見込み客が、試験内容を調べるためにWEBサイトを訪問するケースが多いのですが、以前のサイトはあまり手をかけていなかったこともあり、デザイン等が古くなっていました。同業他社のWEBサイトを見ると、そちらの方が情報や表示が見やすく、分かりやすい状況でした。そこで、トレンドに合ったWEBサイトにするため、全面リニューアルすることを考えました。
スマホでの表示対応は重視しました。なぜかといいますと、事前にGoogle Analysisなどで調査すると、スマホでサイトを訪れる利用者が多く、スマホ対応は必須という結論に至っていたからです。
検索順位については、競合が上位となるケースもありました。結局、検索順位が上がってこないと、WEBサイトを見てもらえませんのでSEO対策を考慮したサイトの構築が必要だと認識していました。
現在、英語と中国語のページを用意しています。今後、さらにリニューアルを計画しており、多言語でボリュームを大きくしていきたいと考えています。以前は、中国の工場で作った製品を試験するニーズに応えるため中国に拠点を作りましたが、今ではインドネシアや東南アジアにも工場ができていますので、グローバルに展開していく必要があります。
サポートが充実していることをかなり重視しました。なぜかといいますと、先ほども述べたようにこれまでWEBサイトに力を入れていなかったため、制作や運営ができる人員が限られている問題があったためです。導入しても使いこなせない状況になってしまうことは避けたかったので、手厚いサポートをしてくれるベンダーであることを第一の条件にしました。
使い勝手については非常に重視しました。もちろん、コスト、機能といった面は全て検討していますが、機能面に関しては、多すぎても分かりづらくなってしまうと判断しました。他と比較をすると機能が充実しているものはコストが一桁違うこともあり、機能とコストのバランス、サポートの手厚さを考慮して選定に至っています。
当初の課題は全てクリアできたと考えています。まず、SEO対策が進み、検索結果が上位にくるようになりました。そこが第一の目標でもあったので「これはすごいな」ということで、個人的にも感心しています。デザインも統一感が出て、見た目もすっきりして読みやすくなり、評判も良いです。
現在もコンテンツのアップデートをしていますが、CMSの操作が楽で使いやすく、困ったことがあっても、すぐにサポートに聞けるので心強いと感じています。
ITについて知識がない人でも迷わずにコンテンツが更新できています。分からない人が操作できるようCMS画面が構成されていると思います。
リニューアル後に魅力と感じられたのが、随時細かな機能の更新、バージョンアップをしてもらえることですね。エートゥジェイから更新や新機能を知らせてもらい、それを採用することもありました。
やりたいことをサポートに聞くと「できますよ」と操作方法等を回答してもらえるので助かっています。事前に要望していた、手厚いサポートが受けられていると実感しています。
サイトミライズには直接関係ないかもしれませんが、英語と中国語のコンテンツをさらに充実させることが次のテーマになっています。そして、カケンテストセンターの知名度向上とブランディングを意識してSNSの活用を検討しています。
私たちの業務は、B to Bがメインですが、その先にはB to Cのお客様もいらっしゃいます。「安全を届けたい」という想いがあり、「カケンが試験しているのであれば安心」といってもらえるブランディングを推進していきたいと考えています。会社の顔となるのはWEBサイトであるため、今後さらに重要性が増していくと感じています。
今の時代のニーズに合うようなことを考え、サスティナブルやSDGsといったキーワードにも対応して世の中の役に立つ発信するとともに、それに合う試験メニューも用意してコーポレートサイトに掲載していきたいと考えています。
WEBサイトのリニューアル、その後の運用に自信がない企業には手厚いサポートをしてもらえるのでおすすめしたいです。機能についても必要となるものは揃っていますし、より良く使えるようにバージョンアップもされており、セキュリティのしっかりした使い勝手の良いCMSであると感じています。
まず、選定のハードルが高いと思いますが、サイトミライズはバランスに優れており、この価格でここまでできるものは他にないと考えています。
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